愛知県一宮市は家族で住みやすい?支援制度・子育て環境・レジャースポットまで総まとめ

愛知県一宮市は家族で住みやすい?支援制度・子育て環境・レジャースポットまで総まとめ

愛知県の北西部に位置する一宮市は、豊田市や豊橋市、岡崎市に次ぐ県内で4つ目の中核市に指定されています。田舎と都会のいいところを感じながら暮らせる街として、移住先として検討している子育て世代が増えています。そんないま注目の一宮市の住みやすさや、子育て環境をまとめてご紹介します。

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愛知県一宮市はどんなところ?

一宮市は県の北西部にあり、繊維産業の街として有名です。岐阜県と隣接し、県境には木曽川が流れ、1年を通して水や緑を感じられる自然あふれるスポットが多いのが特徴です。

木曽川沿いには、愛知県・岐阜県・三重県にまたがる、日本一広い国営公園・国営木曽三川公園があり、その中に「138タワーパーク(一宮市)」や「サリオパーク祖父江 ワイルドネイチャープラザ(稲沢市)」など、エリアごとに特色の異なる13の公園が開園しています。

一宮市内のみならず、周辺の江南市や稲沢市、岐阜県内のレジャー施設や公園、アウトドアスポットなどにも気軽に足を延ばせるエリアで、ファミリーで楽しく休日を過ごせる環境です。

また、一宮市は交通の利便性が高いのもポイントで、市内にはJRと名古屋鉄道(通称は名鉄)の2つの鉄道が通り、名古屋駅までは電車で20分程度とアクセス抜群。同グループの名鉄バスの路線数も多く、市内の各方面と一宮駅を結ぶバスが通っています。車を持っていなくても交通手段に困ることが少なく、暮らしやすい街です。

市の中心部には国道22号線が走り、車で名古屋市内に出かけるときもスムーズ。名古屋駅周辺までは車で40分程度なので、市街地まで気軽に遊びに行ける距離といえます。

子育て支援制度・保育施設を紹介

子育て世代にとって気になる待機児童は、2024年4月時点ではゼロ(※1)。市内には、保育園が69園、幼稚園が20園、地域型保育所が22か所、こども園が4園あり、県内同規模市と比べても多いほうです。(※2)

一部の保育施設では、新規入所希望者の受け入れを停止しているものの、空きのある保育施設もあります。保育施設の空き状況は、市のホームページで公開しています。

また、市内に6か所の子育て支援センターが設置されており、悩み相談や情報交換ができるなど、安心して子育てができる環境が整っています。ほかにも、子どもたちの遊び場として開放している児童館や、下校後に児童をあずけることができる放課後児童クラブもあり、子育て中のママ・パパにとってうれしいサポートが充実。

市内の保育施設は、自然あふれる環境が魅力で、英語や算数、音楽、体操などのカリキュラムを取り入れた保育施設が多数あります。

(※1)一宮市 保育施設空き状況(通年入所)https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kodomokatei/hoiku/1000155/1010629/1062184.html

こども家庭庁 保育所等関連状況取りまとめ 都道府県・指定都市・中核市別 待機児童数 集約表 https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/4ddf7d00-3f9a-4435-93a4-8e6c204db16c/82ad22fe/20240829_policies_hoiku_torimatome_r6_02.pdf

(※2)一宮市 一宮市への移住・定住に関する情報サイト https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/sougouseisaku/seisaku/1044355/1010163/1026513/1026517.html

注目の子育て支援をピックアップ

138おやこ手帳アプリ

2024年9月から、一宮市独自の「138おやこ手帳アプリ」のサービスを開始。子どもの成長を写真・コメント付きで記録できるほか、一宮市の子育て情報が届く、予防接種の予定を管理できる、管理栄養士監修の離乳食レシピを検索できるなど、子育てに役立つ情報がアプリひとつで完結。

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kodomokatei/kosodateshien/1044090/kosodate/1063379.html

子育て支援センターは市内に6か所

「中央子育て支援センター」をはじめ、市内に6か所の子育て支援センターを設置。遊具やおもちゃで遊べるほか、保育士に育児相談ができたり、子育て中のママ・パパ同士で交流できたりと、子育てに関するさまざまな悩みをサポート。親子で参加できるイベントも不定期で開催。

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kodomokatei/chuuoukosodateshien/1000154/index.html

中央子育て支援センター、一宮市、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際

公立保育園でオムツのサブスクを開始

市内の公立保育園で、園児のオムツの持ち帰りを廃止し、紙オムツとおしりふきが定額になる「オムツのサブスク」を導入。園で用意した紙オムツとおしりふきを使用するため、使用済みオムツを持ち帰ったり、名前を記入したりする必要もなし。ママ・パパの手間と負担を減らすサービスとして好評です。

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/shisei/houdouhappyo/1011115/1054034/1055588/1056385.html

子どもの医療費助成制度

小中学生以下の医療費助成があり、医療機関にかかるときにも負担が少なくて済みます。対象は、市内に居住する健康保険加入者で、15歳に達する日以後の最初の3月31日までの子ども。入院・通院ともに保険診療分の自己負担額を全額助成。高校生は、入院にかかわる保険診療分の自己負担額を全額助成。

※上記以外に助成対象となる方や、助成対象外となるものもあります。詳しくは一宮市の公式ホームページで確認してください。

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/shiminkenkou/hokennenkin/1044112/1000150/1001172.html

子育てサークルが27団体

市内には子育て中のママが集まる、27の子育てサークルがあります。未就学児とその保護者を対象としたサークルで、各地域の公民館などで開催。子どもたちと一緒に遊んだり、ママ同士でおしゃべりしたりと、子育て中の気分転換にもおすすめです。

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kodomokatei/chuuoukosodateshien/1000154/1010637.html

ファミリー・サポート・センター

育児の援助を受けたい人と、育児の援助を行いたい人が互いに助け合う「いちのみやファミリー・サポート・センター」を設置。仕事で保育園の送り迎えが難しい、たまには1人の時間をつくってリフレッシュしたい、保育園の終了後に子どもを預かってほしい。登録しておけば、そんなときに手助けになってくれます。

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kodomokatei/chuuoukosodateshien/1000154/1001293.html

注目の保育施設をピックアップ

みづほ保育園

昭和22年設立の歴史ある保育園。緑豊かな自然と豊富な遊具に囲まれてのびのびと成長できる環境。音楽教室、体操教室、絵画教室、ECC教室、硬筆教室などの課内授業・課外授業にも力を入れています。自然学習に最適なグラウンド、大きな室内遊具、すべり台付きのプール、図書コーナーなど園内の設備が充実。

https://jiunfukushikai.com/service/hoiku/

きそがわ幼稚園

木曽川町にある幼保連携型認定こども園。人との関わりや、健康的な身体づくり、自然との触れ合いなどを大切にした保育で、子どもたちの心の成長をサポート。年中・年長は外国人講師による英語指導や文字の書き方指導など、小学校入学に向けた準備も行っています。

https://kisogawa-kindergarten.com/

習い事・教育環境を紹介

一宮市内のスポーツスクールは、サッカーや野球、バスケ、テニス、水泳などがあり、子どもがチャレンジしたいスポーツを選べる環境といえます。体幹トレーニングを行う「JPCスポーツ教室」、運動能力を伸ばせる「忍者ナイン」など、体の使い方を覚え、運動の土台となる機能を高める教室も人気。

ゴルフやダンスのほか、バイオリンなどの音楽の教室もあります。また、野球のバッティング専門など、ピンポイントで技術をレベルアップできる特化型のスクールも開校。

学習塾は全国展開している有名塾が市内に多数点在。自宅や学校から近くて通いやすい塾を見つけることができるでしょう。個別指導の塾もあり、受験対策にも安心です。

注目の習い事をピックアップ

【サッカー】一宮サッカースクール

一宮市内の小学校でトレーニングを行うサッカースクール。女子を含む1~6年生の38スクールが市内各校で毎週開催。そのうち個人技術のレベルを上げたい希望者全員が、トレーニングセンターでの練習ができます。さらにそこから選ばれた3~6年生は一宮FCに所属。選抜メンバーとしての活躍も夢ではありません。

https://icsss.jp/

【野球】ルーキーズJrベースボールクラブ

名古屋市の他、主要都市約50か所で活動するベースボールクラブ。一宮市内では、尾西教室、木曽川教室を開校。初心者だけど野球を始めたい子、運動が苦手だけど何かにチャレンジしたい子におすすめ。勝つことや活躍することだけに着目するのではなく、野球を通して仲間への思いやりや相手に対しての敬意などを学べるクラブです。

https://rookiesjr.com/baseball/

【ダンス】エイベックス・ダンスマスター MULTI-STUDIO DoWELL(マルチスタジオ ドゥエル)一宮校

エイベックスが手掛けるダンススクール。年齢・スキル・ジャンルに合わせて段階的にステップアップできるカリキュラムを導入。一宮校では、入門・初級・中級のクラスを開校。多方面で活躍するプロダンサーの講師が、レベルにあわせてダンスの指導をしてくれます。

https://ichinomiya.dowell-co.jp/

レジャースポット・公園を紹介

博物館や文化広場など、遊びながら学習もできるスポットが点在。「エコハウス138」、「一宮市温水プール」など、市内にあるプールもリーズナブルに利用できます。

家族連れに人気なのが、木曽川沿いの「138タワーパーク」。ほかにも緑と花があふれる広い公園があり、子どもとのんびり過ごすのに最適です。市内には、大小あわせて100以上の公園があるので、お気に入りのスポットを見つけてみてください。

近隣の江南市には四季折々の花々に囲まれた「フラワーパーク江南」、愛西市にはバーベキューが楽しめる「東海広場」、岐阜県各務原市には自然の中で遊びながら学べる「河川環境楽園」など、丸一日楽しめる公園やレジャースポットが近くにあるのも最高の環境です。いずれも車で行ける距離で、子どもも大人も1年を通してワクワクした体験ができるでしょう。

注目のレジャースポットをピックアップ

一宮地域文化広場

家族でリーズナブルに遊べる文化施設。季節ごとに星の世界を楽しめるプラネタリウム館、自然の中で思う存分遊べるフィールドアスレチック、夏休み期間のみ開設されるおやこプール、芝生広場など、さまざまな施設が集合。地元の子どもたちやママ・パパに人気のスポット。

https://www.hamada-sports.com/ichinomiya_chiikibunka/

ウッドデザインパークいちのみや -紡-

木曽川沿いにあるグランピング・バーベキュー施設。アウトドア用品や食材の買い出しも不要で、手ぶらで楽しめます。宿泊するのは、遊牧民が住居として使う「ゲル」。トルコ製のオリジナルゲルは、日本とは思えない非日常を味わえます。専用の焚火スペースがあり、キャンプさながらの幻想的な夜を満喫できます。

https://wood-designpark.jp/ichinomiya/

オアシスパーク(岐阜県各務原市)

一宮市に隣接する岐阜県各務原市の複合レジャー施設。巨大迷路や観覧車、アスレチック、水遊び場、BBQ場など、子どもから大人まで楽しく遊べるスポットがいっぱい。パーク内には木曽川の水路が通り、その周辺に遊び場や飲食店が並びます。夏は泡かけ祭り、冬はキャンドルナイトなど、季節のイベントも目白押し。

https://www.oasispark.co.jp/

注目の公園をピックアップ

138タワーパーク

国営木曽三川公園の一つ、「138タワーパーク」。高さ138メートルの2つのアーチが特徴的な展望タワー「ツインアーチ138」や、バラが咲き乱れる「ローズストリーム」、季節ごとに美しい花が咲く「花畑」など、見どころがたくさん。芝生広場、フワフワドームなども子どもに人気で、市内在住のファミリーにとって休日の定番スポットになっています。

https://www.kisosansenkoen.jp/~tower138/

大野極楽寺公園

木曽川沿いにある公園。春には桜の園や、隣接する木曽川堤の桜並木の桜が楽しめます。秋はイチョウやトウカエデのきれいな紅葉が魅力。BBQ広場やレンタサイクルも完備し、四季を通じて家族で楽しめる公園です。また、預かり野外保育の「森のようちえん」など、子育て支援の取り組みも行っています。

https://www.ohnogokurakujikouen.jp/

住みやすさは?一宮市在住ママのリアル口コミ

一宮市に暮らすママ2人に、暮らしやすさや子育て情報についてインタビューしました。“ママ視点”のおすすめポイントをまとめてご紹介します。

「ほどよく田舎でほどよく都会なのが魅力」

(一宮市在住ママのKさん・Yさん)一宮市に暮らしていて一番良いと思うのは、交通の利便性が高いところ。電車はJRと名鉄(名古屋鉄道)があるので名古屋にもすぐ行けますし、市内には名鉄バスが走っていて比較的路線も多い。家が一宮駅から遠くてもバスで行けるので、大人だけでなく学生も通学に利用しやすいと思います。交通の面で不便と感じることはありません。

車で行ける範囲に、イオンモールやテラスウォーク一宮、リーフウォーク稲沢などの大型ショッピングモールがあり、何でもそろいます。一宮を離れて、1人でリフレッシュしたいときには名古屋駅周辺まででかけることもあります。

また、中学生までは医療費が無料。部活でケガをしたり、急に体調を崩したりしても医療費の負担を気にすることなく病院を受診できるのは、親としてありがたいです。

138タワーパークなどの木曽川沿いの広い公園では、子どもと一緒に自転車に乗る練習をしたり、夏にはSUP体験をしたりして休日を楽しんでいます。

一宮市は、ほどよく田舎でほどよく都会な街。ゆったりした環境で子育てできるのは地方ならではの良さですし、すぐ行ける距離に名古屋という市街地があるのも魅力です。

まとめ:愛知県一宮市は、子育て世代にやさしく家族で暮らしやすい街

水や緑に囲まれた自然豊かな一宮市は、都会のような窮屈さがなく、開放的な環境でのびのびと子育てができます。医療費の助成や子育て支援センターの設置など、多方面から自治体が子育て世代をサポートしてくれるので安心。

名古屋市内をはじめ、隣の岐阜県へのアクセスも良く、子どもの進学やママ・パパの仕事の選択肢も広がります。落ち着いて子育てがしたい人、家族と充実した日々を過ごしたい人、自分の人生も楽しみたい人にぴったりの街といえます。移住先として検討しているなら、ぜひ一度、一宮市を訪れてその魅力を体感してみてください。

※掲載内容は、2024年12月時点の情報です。最新の情報は、自治体や各施設のホームページでご確認ください。

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